地域ぐるみの幸せづくり社会福祉法人 後志報恩会

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法人経営・施設運営の視点

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2017年度 経営の視点

みんなで「見える化」を図ろう

理事長  山﨑 忠顯

改めて事業の実践にあたり大切にすること、法人の基本姿勢、理念や目的の周知と確認を法人の内、外に対して発信(見える化)する。

 【法人の基本姿勢・理念】
  信頼と感謝とロマン
  『一人ひとりが安心して共に生活できる福祉コミュニティの創造』
       ~安心と笑顔でつなぐ みんなのしあわせ~
 【法人の目的】
  『~人間のしあわせづくり~』
   地域こそしあわせづくりの原点がある
              障害のある人とない人と共に生きられる社会づくり
(第三代理事長 野村  健)

 前年度から具体化の検討がはじまり、29年度を目標とする社会福祉法人の制度改革の進捗に伴い、後志報恩会においては制度改革の本旨に則り、利用者さんを中心にした事業のさらなる「見える化」を文字や絵などを基に充実を目指す。
 そこで今年度法人の基礎的部分を構成している横、縦軸を再検証し、その目標を明示する。

一つは、「見える化」へのアプローチの具体的実践を行う。このことは利用者・保護者・職員の意識の共有を、さらに地域社会への浸透を目指す。

二つは、その人らしく笑顔で生きる重度の障害や発達障害などをもつ人々の雇用や高齢化生きがいづくり、一生涯の安心づくり、意思決定支援の尊重。

三つは、職員は、わかりやすい話し方を心がける。難しい言葉や話をやさしい内容にかえて、やさしく伝える。

四つは、法人のコミュニケーション面談、正規職員・臨時職員・パートなど全職員、約300名に対する管理職員による個別面談の継続。1部実施しているメンタルヘルスを全職員に対して実施検討。

五つは、法人の成り立ち、歴史を共有化することを掲げる。なかでも地域貢献事業のさらなる展開を行う。

六つは、法人のPR広報、ホームページの内容のさらなる充実と周知を図る。

七つは、法人事務局が幅広い情報を得るための方策としての朝日・毎日・日経・道新・毎日こども新聞の定期購読と管理職員への情報提供。

八つは、以上の事柄を進めるにあたり、法人事務局の選任体制を1名増員し、「見える化」を一段と図りたい。

 最後に、自然界において虹(希望)は、雨あがりやにわか雨など(困難)、太陽を背にした時に現れることを心の糧として日々の仕事にまい進したい。

 

2017年度 運営の視点

拓く・創る

総合施設長 阪口 光男

 昨今、商店などでも後継者がいないために廃業する人がいます。町内会の役員を引き受けてくれる人がおらず活動が出来ず解散する自治会もあります。民生児童委員も定員の2割を満たすことが出来ないという。高齢者施設も人材不足で開設できずに倒産するケースもあるとのことです。日本国中が人手不足です。我が法人も例外ではなく、今後の重点課題として対応しなければなりません。

 このような状況の一方で「地域再生」「地域創生」「地域力強化」が叫ばれています。地域での生きがいづくりや孤立化の防止、子育て不安への対応等へ地域の力が求められていると同時に、介護職人材の不足から、地域で出来ることは地域で担ってもらうとの政策も進められており、さまざまな取り組みが進められているようです。政策の失敗を住民に押し付ける発想には厳しく対処しなければなりませんが、皆が『幸せ』な人生を送るためには、政策の責任を問いつつも住民自身も自らの地域をどのように形作るのかの責任を担わなければならないのも事実なのです。一人ひとりが問われています。

 私たちの法人理念は『一人ひとりが安心して共に生活出来る福祉コミュニティの創造』です。地域にこそ福祉の原点があり、幸せづくりの根源があるとの理念と実践思想です。住民が担うべきことと、行政が担うべきことを互いに責任分担し、協働していく新たな仕組を形成していくことが求められているのです。

 私は、東京品川に生まれました。子供時代はガキ大将を筆頭に異年齢の仲間たちと、いろいろな遊びに興じて暗くなると家に帰るという毎日でした。隣近所とは、醤油を借りたり、電話を借りたりといった関係でした。仲間との遊びを通して社会の規範、人間関係の取り結び方や対処の仕方、他者への配慮などを学び、又、身体すべてを使っての遊びは、健康な身体の基礎をつくってくれました。地域社会は人間が成長する場でもあったのです。又、隣りに誰が住んでいるかが見えており、相互に助け合い、支え合い、見守りあっていたのです。そこでは、自分が受けたことに感謝をしてお返しをする互酬の文化がありました。しかし、近年は、隣近所とかかわることなく生活することも可能になってきています。生活スタイルが個別化し、不用意な干渉をして相互に傷つくことを避け、複雑化する人間関係の軋轢を最小限にする現代人の姿を『シゾイド人間』というそうです。

 『声が届き、聞こえ、手をつなげ、足で行ける』範囲が、私たちの日常生活の地域社会の広さです。日常での関係性が、相互の生活を支える大きな力になってきたのも事実です。 今日、新たな地域づくりの活動が全国で生まれてきています。身近にある『声なき声に耳を傾け』『痛みをもつ人の痛みを担う』動きも広がってきています。すべての生活課題は地域社会で生まれます。地域社会での諸課題を解決するための在宅福祉制度は充実してきましたが、個を尊重しつつ地域の力で互いに支え合う力は十分ではありません。制度の不十分さに厳しく対峙しつつ、地域の課題を住民が、住民のために 住民の力で解決する今日的な地域社会の姿を模索する協働的な実践が私たちに問われています。

 『ある社会が、その構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合、それは弱くてもろい社会である』私たちとの日々関わりの中にある一人ひとりが、地域社会の一員として参加し役割を分担して生活する当たり前の日常を支援していくのが私たちの使命です。

 それは共に地域を拓き創ることで実現できるのです。いくらかの人を閉め出すことなく、多様性と個別性を『承認』し、必要なものを『分配』する地域社会が求められています。相模原事件のような惨劇を二度と起こさないためにも『奪い合えば足らぬ、分かち合えばあまる』(マハトマガンジー)を心にとめ、一年を歩んでまいりましょう。  

お気軽にお問い合わせください TEL 0134-51-5217 (法人本部) 10:00~17:00

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