地域福祉組織活動への取り組み
法人の歴史は、法人理念『一人ひとりが安心して共に安心して生活出来る福祉コミュニティの創造』にあるように地域と共に歩み、福祉コミュニティの創造を目指してきたことにあります。仁木町銀山地区では地域創りの活動が認められ自治省のモデルコミュニティに指定されたこともあります。
法人各施設・事業所がある仁木町(銀山地区・大江地区)・小樽市での取り組みの仕方は異なる。法人の姿勢としては、昨今言われるような社会福祉法人は地域貢献とか地域活動をしなければならないという問題意識・認識ではなく、社会福祉法人の責務と役割は、地域社会で誰もが安心して暮らすことが可能となるために、地域の人自身が、それぞれの違いを受け入れ合い、互いの弱さを支え合いつつ、福祉コミュニティを創造していくことが重要であり、そのことが福祉社会を形成することに繋がると考えています。
今日いわれるような「社会福祉法人は地域活動・社会貢献をすべきだ」「地域包括支援体制の構築こそが重要」等の視点は結果であって、私たちが求めるべきは「福祉コミュニティの創造」であるという理解こそが大切であると考えています。
このような視点にたって法人ではさまざま取り組みをしています。
1、住民の組織活動の支援
地域文化的活動・コミュニティ推進協議会・銀山地区行動の会・銀山地区総合型地域 スポーツクラブ等の支援
2、地元地域・団体活動に参加協力
祭礼の共同開催協力・児童の福祉教育の場として協力・地場産業の振興に協力
地区保育所運営への協力・独居老人宅への配食(社協活動に協力)
3、地域との共同活動
地域運動会・クリスマス会等の地域行事の共同開催
4、社会教育ブログラム
児童への社会教育プログラムの提供・社会福祉思想の啓蒙活動を開催
5、職員が地域団体の役員受任
組織として町内会役員・個人として町内会役員・PTA役員等を受任
6、社会的活動の事務局担当
障害者職親会(障害者雇用事業主の会)・障害者フライングディスク協会
地域福祉懇談会・障害者当事者活動・ソーシャルワーカー協会 等の事務局を担当
7、福祉事業サービスを通しての地域活動
地域老人の健康促進活動(フマネット活動の普及指導)、過疎地域の買い物支援
総合的相談支援事業の展開・自閉症発達障害相談・地域福祉講演会の開催