日本ソーシャルワーカー協会北海道大会
NPO法人日本SW協会(札幌大会)について
平成27年5月16日に札幌市厚別区のサンピアザ劇場にて、道内外から149名(福祉関係者・一般参加者含め)が集まり、特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会札幌大会が開催されました。
大会冒頭、日本ソーシャルワーカー協会 岡本民夫会長が『人間の尊厳とは・当事者の立場に立つとは』何かについてソーシャルワークの原点をわかりやすく解説されました。
その後、記念講演として公益社団法人北海道アイヌ協会副会長 阿部一司氏より『アイヌ民族の尊厳の確立-その社会的地位の向上と文化の伝承-』と題し、和人とアイヌの不幸な過去の歴史を乗り越え、それぞれの民族の歴史や文化を相互に尊重する多文化主義の実現への取組みについて語られました。
特別講演では『クライエントの場からの出発-べてる、そして当事者研究の経験から』と題し、北海道医療大学教授 向谷地生良氏が「浦河べてるの家」の活動について説明された後、当事者研究について語られました。
大会自体は一日のみではありましたが、非常に内容の濃い札幌大会となりました。